法律事務所で仕事をしながら6ヶ月のインテンシブコースに参加ーコリンさん

Posted by on 10月 13, 2015 – 学習者の声

法律事務所で働きながら6ヶ月のインテンシブコースに参加ーコリンさん

今回のインタビューではアメリカから来日4年目、自分の目指すポジションを得るために6ヶ月間のインテンシブコース受講を決めたコリンさんに話を聞いた。

来日のきっかけは大学を卒業後、海外就職フェアでのこと。Gapyearにちょうど情報のあった日本に1年間住んでみようと思った。

「今まではずっとミシガンに住んでいた。全く違う環境に身をおいてみたかった」

23才で来日。最初の職場はさいたま県。1年後には帰国し法律の大学院に進みたいと思っていたため、最初の6ヶ月はそのための勉強に力を注ぎ無事合格を果たした。しかし国で弁護士をする友人の声をきき大学院進学をやめることに。そして日本に残ることを決める。

東京に職をかえ新しい生活を初めた。東京はとても便利で何でもある楽しい魅力的な町。一人でいろいろなところへ出かけてたくさん日本人の友達ができた。日本語も少しずつ上達した。

その後もともと好きだった法律関連の仕事を得て転職。そこで働くなかで転機を迎える。

「同じ法律関連でも自分のやりたいポジションにつくためにはしっかりとした日本語力をつけなくてはならない。」

当時からコミュニケーションレベルでの会話力はあったが、仕事で自信をもって使うにはまだまだ足りないと感じていたコリンさん。インターネットで、通いやすい立地にあったCotoを見つける。
仕事との両立をするため、上司に交渉し、午前のクラスに参加する許可を得た。

「仕事との両立の六ヶ月は非常に辛い面もあったが、やりきったことで大きな自信につながった。」

クラスが終わってからの出勤。宿題もこなしながらの生活はハードなものだったがクラスはいつも楽しかった。特に先生たちはプロフェッショナルで素晴らしい。クラスメイトそれぞれのいろんな個性に触れ、刺激をうけながらレッスンを受けることで楽しみながら学習に集中することができた。

6ヶ月を終えて感じるのは大きな会話力の向上。職場でのコミュニケーションはほぼ日本語で行えるようになり、業務についての会話の中でもたいていの語彙はしっかりと聞きとれるようになった。
前から会話力は強い方だと思っていたけど友人や同僚からは会話力が格段にあがったと言われる。

次の目標は、いよいよ自分の目指すパラリーガルのポジションを得ること。

「法律が好きな気持ちは変わらない。それと自分の日本語コミュニケーション能力で次のステップに結びつけていきたい」

アメリカに帰るという選択肢も視野に入れながら次のステップを模索するコリンさん。
目指す道に一歩一歩近づいていけるよう期待したい。