写真撮影の許可を得るには
写真撮影の許可を得るには
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写真を撮ろうとして、相手の許可を得るのに日本語でなんと言えばいいか悩むことはありませんか。息をのむ風景、面白い形をしたビル、大通りを行き交う人々など、写真に残したい場面はたくさくあります。気がつくとカメラに手が伸びていた、ということもよくあるでしょう。
日本人と言えば眼鏡とカメラを連想するほど、写真撮影の場はよく見かけます。その一方で、日本人はプライバシーや肖像権には極めて敏感です。驚きかもしれませんが、日本人は写真を撮るとき、マナーや個人情報にとても気を使うのです。
日本で写真を撮るときはルール違反をしないように気をつけましょう。特に、「撮影禁止」の表示がある場所では写真を撮ってはいけません。
他に気をつけるべきことは次のとおりです。
レストラン
撮影禁止のサインがなければ、もちろん写真を撮っても構いません。しかし、レストランではおいしく食事をするのが本来の目的です。温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちにいただきましょう。写真を撮るのにあまりに時間をかけると、シェフのご機嫌を損ねてしまいます。
公共の場
ただひとつ言えることは、あまりに目立ちすぎないことです。レンズの先を特定の人に向けてはいけません。みんなプライバシーの侵害は気にしています。例外があるとすれば有名な観光地でしょうか。
交通機関や銭湯
電車の中で写真を撮ることは構いませんが、銭湯は撮影禁止です。銭湯は興味深い施設ですが、肖像権が大きな問題になります。どうしても銭湯をカメラに収めたいのならば、人のいない営業時間外に銭湯の人に頼んでみましょう。
神社とお寺
神社とお寺での撮影は多くの場合禁止されています。ほとんどの場合、撮影禁止の掲示がありますが、もし見当たらなくても、まず誰かに確認しましょう。僧侶に向かって、あからさまにカメラを向けてはいけません。これは宗教的な理由よりも、マナー違反だからです。
写真を撮ろうと思ったら、次のように話しかけましょう。
例1観光地
観光客:すみません。ここは、写真は大丈夫ですか。
ガイドさん:はい、大丈夫ですよ。
いいえ、ここはダメです。でも外はOKです。
例2道
観光客:すみません。着物、きれいですね。写真を撮っても良いですか。
着物を着ている人:ええ、どうぞ。
あ、いや、ちょっと・・・
Credit CC BY-SA 2.0: Takashi Hososhima
Title: Super star Domo
source: Flickr