あいうえおブログ!〈ろ〉…「露天風呂(ろてんぶろ)」

Posted by on December 18, 2018 – あいうえおブログ!

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「露天風呂」は、屋外にあるお風呂です。

( 「露」 … 壁や塀などがなくて見えるようになっている。 「天」 … 空。 )

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露天風呂に入ったことがありますか?

最近は、東京でも、ビジネスホテルの屋上やスーパー銭湯などに露天風呂があります。都会の露天風呂もいいですが、やっぱり山や海の自然の景色を観ることができる露天風呂のほうがいいですね。 

それでは、まず、私が今まで入った中で印象に残っている露天風呂を紹介しましょう。

 山の露天風呂で印象に残っているのは、長野県の扉温泉(とびらおんせん)にある旅館の露天風呂です。15年くらい前の冬に行ったのですが、その雪景色の美しさは今でも覚えています。周りは本当に真っ白で、とても幻想的で、夢の中にいるようでした。

 海の露天風呂は、静岡県の網代温泉(あじろおんせん)の古い旅館です。その露天風呂は、本当に海に近い…というより海の上にある感じです。お風呂からあふれるお湯は、海の中へ落ちていきます。お風呂に入っているというより、温かくて気持ちのいい海に入っているようでした。(私は海が好きなので、ここには何度も行っています。)

 ところで、世界の中で日本人ほどお風呂が好きな民族はいないと思いませんか。

 日本には約100の活火山(かつかざん・活動しいている火山)があるため温泉が多く、約3000もの温泉があるといわれています。そして、日本のお風呂文化は、今から約6000年も前に、温泉(もちろん露天風呂!?)に入ることから始まったのではないかという説もあります。数千年前の日本人も、私たちと同じような気持ちで露天風呂に入っていたのでしょうか…?

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 そのあとも、日本人のお風呂文化はずっと続いています。江戸時代(1603年~1868年)の江戸(今の東京)の町には、たくさんの湯屋(ゆうや・銭湯)がありました(これは露天風呂ではなく、建物の中のお風呂です)。江戸にはお風呂がある家が少なかったので、たくさんの人が湯屋に行ってお風呂に入りました。そのころの湯屋は、ただお風呂に入るだけではなく、町の人々の大切なコミュニケーションの場所にもなっていたということです。

 現在、町の小さい銭湯は少なくなる一方ですが、スーパー銭湯などでは子供からお年寄りまで多くのお客さんがいろいろな種類のお風呂を楽しんでいます。

 12月も下旬になり、東京も寒くなってきましたね。週末はどこかの温泉に行って、ゆっくり露天風呂に入りたいな…。

Coto Japanese Academy 講師
松本まつもと重美しげみ

今回の著者は松本重美先生。松本先生は中学校の国語教師を23年勤めた日本語のプロです。Coto Academyでは中級レベルのインテンシブコース、ビジネス日本語コース、N1対策コースの担当の他、教材開発も担当されています。

Coto Langauge Academy コト・ランゲージ・アカデミーは、東京および近県に住む海外の方向けに生活のための日本語レッスンを提供している日本語学校です。日本語プライベートレッスン、週1~2回の日本語グループレッスン、週5日の日本語インテンシブコースがあります。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。