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あいうえおブログ!〈め〉……「目」

Posted by on October 18, 2018 – あいうえおブログ!

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今回のテーマは「目」です。毎日使う慣用句の中で、目ほどよく使われる言葉はないと言ってもいいです。皆さんはどのくらい知っていますか?

まずはよく使う表現から見てみましょう。

「今日は6時に目を覚まして、朝食を食べながら新聞に目を通していたんですよ。そしたら小さい字がよく見えなくて。最近目が悪くなったなあと感じますよ・・・」

これらの表現は皆さんも使ったことがあるのではないでしょうか。目には上記の慣用句で表されるように「体の器官の一つ」「ものを見る機能や働きをするところ」などの意味があります。でも実は他にも様々な意味を持っているんですよ。今日はその中でも「物事を見分ける力」という意味を持つ3つの慣用句を紹介したいと思います。まずは以下の会話文をご覧ください。

〔1〕(友達同士の会話)
A: 南野監督の新しい映画見た?
B: 見たよ。ベビーカーのカーレースなんて、さすが元お笑い芸人だけあって、目の付け所が違うよね。

〔2〕(同僚同士の会話)
A: あの新人の山田君、素直だし、頭もいいし、すごく仕事ができるよね。
B: Aさんは人を見る目がないなあ。山田君、毎日遅刻するし、頼んだ仕事は間違いだらけだし、全然謝りもしないし。全く正反対だよ!

〔3〕(恋人同士の会話)
A: このレストラン最高ね。サービスもいいし、食事も美味しいし。
B: 口コミをかたっぱしから見て、総合的に判断してここにしたんだ。やっぱ俺の目に狂いはなかったな。

①他の人とは違う面白い視点や発想を持っているという意味で、他の人に対するほめ言葉として使います。「目の付け所がいい」とも言います。
②物事や人を正しく評価ための知識や能力がないという意味です。相手(時には自分)の判断が正しくないとたしなめる時に使う言葉です。「会社を見る目がない」何て使い方もあります。
③判断が間違っていない/いなかったと確信したときに言うセリフです。ちょっと自信満々に聞こえるので、親しい間柄だけで使った方がいいですね。

いかがでしたか?「目」を使う慣用句はこれはほんの一部で、他にも目が回るくらいたくさんあります。新しい表現に目を向けて、どんどん使ってみてくださいね。

Coto Language Academy 講師
田中久美

今回の著者田中久美先生は、ビジネス日本語コース、JLPTのN1クラス、インテンシブコースを担当されている中上級学習者に大人気の先生です。今はベトナム語の勉強にはまっています!

 

Coto Japanese Academy コト・ジャパニーズ・アカデミーは、東京および近県に住む海外の方向けに生活のための日本語レッスンを提供している日本語学校です。日本語プライベートレッスン、週1~2回の日本語グループレッスン、週5日の日本語インテンシブコースがあります。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。