87f1f534c5b8006163fd7f06e68b0afb_m

〈さ〉……料理の「さしすせそ」

Posted by on April 18, 2018 – あいうえおブログ!

English

こんにちは、早いもので5月を迎え、大人気の(と信じている)あいうえおブログも3巡目に突入です!さて本日のテーマ、「さ」から始まる日本語は・・・なんと、「さしすせそ」です!いえいえ決してヤケクソになんてなっていないですよ(笑)実はこの5文字、和食の味付けのコツを表しているんです!

 和食に使う調味料と言えば、代表的なものは「しょうゆ」や「塩」ですよね。例えばこの二つの調味料をひとつの鍋に入れて使う時、どちらを先に入れますか? 実はどちらを先に入れるかで味の仕上がりが変わってくるのであり、この「さしすせそ」がその正しい順番を表しているんです!さてそれでは、それぞれ何を表しているのか、そしてなぜこの順番になるのか、和食の秘密を見ていきましょう!

〈さ〉=さとう(砂糖)
一番分子が大きいので、味が染み込むのに時間がかかります。甘みをつける料理では、最初に入れましょう!
〈し〉=しお(塩)
分子が小さく染み込みやすく、また食材から水を外に出して味が染み込むのを邪魔する性質があるので、必ず砂糖より後に入れましょう!
〈す〉=す(酢)
熱に弱いので、早く入れすぎると酸味がなくなってしまいます。また、塩よりもさらに味が染み込むのを邪魔するため、塩より後に入れましょう!
〈せ〉=せうゆ=しょうゆ(醤油)
まずは読み方の豆知識から!昔の日本語では、「しょう」は「せう」と表したため、「せ」が「しょうゆ」を指します。しょうゆは熱で風味がなくなってしまうので、後の方で入れましょう。

さてそれではここで、恒例のクイズです!
最後の「そ」が表す調味料は、いったい何でしょう??

〈考える時間〉

はい、そこまでです~。

なんと、「そ」=「みそ(味噌)」です!
「み」はどこにいった?!と焦っているあなた!怒っているあなた!落ち着いて!(笑)
実は大昔の日本では、みそは「そ(噌)」一文字で表していたため、「そ」が「みそ」を指すんです。これを知っていたあなたは、相当の和食通ですね~。
みそも熱で風味がなくなりやすいため、最後の仕上げに入れて香りを楽しみましょう。
みそ汁をぐつぐつと沸騰させていたあなた!今日から沸騰前に止めて味わってくださいね!

Coto Staff

根津綾奈

今回の著者の根津綾奈さんは、2018年2月より麻布十番のCoto Japanese Club勤務。塾などの教育業界で、長く採用や研修業務に関わってきました。2017年より初めての日本語教育業界となるCoto Academyに入社。得意は日本酒ワークショップ!

Coto Langauge Academy コト・ランゲージ・アカデミーは、東京および近県に住む海外の方向けに生活のための日本語レッスンを提供している日本語学校です。日本語プライベートレッスン、週1~2回の日本語グループレッスン、週5日の日本語インテンシブコースがあります。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。