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あいうえおブログ!〈に〉→「日記 」をつけていますか?

Posted by on July 27, 2018 – あいうえおブログ!

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皆さんは日記をつけていますか? 私は数年前から毎日欠かさずつけるようにしています。今、使っている日記帳は5年日記の2年目で、去年の同じ日に何をしていたか、何を考えていたかがすぐにわかるフォーマットになっています。去年も同じ日に同じものを食べている!とか、なぜそんなに落ち込んでいたのだろう?とか、読み返すと、自分だけど自分じゃない過去の自分がとてもおもしろく感じます。

日記を書くという行為は、外国語学習者にとって有効な活動の一つと考えられています。私は大学で英語を学んでいた頃、ある先生からそれを学びました。先生のアドバイスによると、とにかく書くこと、考えないで書くこと、思いついたままをペンを止めず書いていくのが大事。状況の描写でも、ストーリーの展開でも、感情でも、とにかくノートに1ページ毎日書く。スペルが変でも、文法が間違っていても、語彙がわからなくても辞書で調べたりしてはいけません。とにかく心に浮かぶ言葉を止めないという作業が必要なのです。このトレーニングのおかげで、私はとにかく心に浮かんだことをアウトプットしてみるくせがつきました。

日記を書く参考として、日記文学を読むのも有効です。参考までに私が好きなのは、村上春樹の「遠い太鼓」、藤原マキの「私の絵日記」、武田百合子の「富士日記」。皆さんも好きな日本人作家がいれば、その人の書いた日記文学を読んでみるのもいいかもしれません。そこから、ものごとへの面白い切り口、豊かな感情表現を学ぶことができるでしょう。

ところで、2018年の今年はサッカーワールドカップ開催年でしたが、4年前のW杯、私はどんなことを書いていたのか。しばらくぶりにその頃の日記を読みかえしてみました。「2014年6月15日。思い通りにならないのが世の常。日本逆転負け。がっかりだ。なんで続けざまに2点取られた?」と書いてありました。これ、今年と全く同じじゃないですか!?やはり歴史は繰り返すものなのでしょうか。

最後に、大事なことを言い忘れるところでした。日記に対する動詞は「書く」だけではなく、「つける」を使います。つける=記録するという意味。記録は日記の大事な側面です。記憶は不確かで、曖昧で、時が経つうちに自分の都合のいいように脚色されがちです。しかし、記録はその時感じた事実(と自分では少なくとも解釈したもの)ですから、時に偉大で時に残酷です。日本チームも私も同じところで逡巡し続けていることがわかりました。その事実を知るのもきっといいことなのだと思います。

 

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