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〈け〉→「けんか」するほど仲がいい?

Posted by on April 12, 2018 – あいうえおブログ!

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喧嘩けんかするほど仲がいい?

皆さん、最近喧嘩をしましたか?友達でも、恋人でも、喧嘩の後は「あんなこと言うつもりはなかったのに」とか、「言いすぎたかな」とか考えて気持ちも落ち込んでしまいますよね。でも、喧嘩は本当に悪いものでしょうか?「け」から始まる言葉、今日は「喧嘩」という言葉を使ったことわざをいくつか紹介したいと思います。

(例)
A子:C子さん、また旦那と喧嘩してて、「今度こそ絶対別れる!」って言ってるんだけど、大丈夫かな~。
B男:心配しなくていいよ。「喧嘩するほど仲がいい」っていうじゃない。そうやって喧嘩しながら夫婦の仲を深めてるんだよ。それに「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」っていうから、ほっておきなよ。
A子:う~ん、確かにそうだけど・・・。このまま喧嘩が長引いて、「犬猿の仲」にならないといいんだけど。

皆さんの周りにも、よく喧嘩して周りを心配させるのに、なぜか仲のいい2人はいませんか?「喧嘩するほど仲がいい」は、仲がいいからお互い本音で言い合うことができ、すぐに喧嘩になるけど、すぐに仲直りもできるという意味です。仲がいいからこそ喧嘩ができるのですね。そして「夫婦喧嘩は犬も食わない」は、何でも食べる犬も、夫婦げんかのように一時的ですぐに過ぎ去ってしまうようなものは食べない(=興味を示さない)という意味です。心配しても時間の無駄というわけです。

これと反対の意味のことわざは「犬猿の仲」です。これは、犬と猿に代表されるように、決して仲良くならない関係を意味します。シェイクスピアの名作「ロミオとジュリエット」で、お互いの親同士が先祖代々「犬猿の仲」であったために、愛し合う2人が結婚を反対されたというのは有名なエピソードですね。同じ「喧嘩」でも仲が深まるものもあれば、憎しみが深まっていく喧嘩もあるのですね。

今日は喧嘩に関する3つのことわざを紹介しました。喧嘩ができる相手がいるというのは実は幸せなことです。でも、「犬猿の仲」にならないように、相手を思いやる気持ちは忘れないでくださいね!

Coto Language Academy 講師

田中久美

今回の著者田中久美先生は、ビジネス日本語コース、JLPTのN1クラス、インテンシブコースを担当されている中上級学習者に大人気の先生です。今はベトナム語の勉強にはまっています!

Coto Langauge Academy コト・ランゲージ・アカデミーは、東京および近県に住む海外の方向けに生活のための日本語レッスンを提供している日本語学校です。日本語プライベートレッスン、週1~2回の日本語グループレッスン、週5日の日本語インテンシブコースがあります。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。