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あいうえおブログ!〈え〉→「縁の下の力持ち」

Posted by on February 21, 2018 – あいうえおブログ!

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あいうえおブログも「え」段に入りましたが、今回は日本のことわざを紹介したいと思います。皆さんは「縁の下の力持ち」って聞いたことがありますか?

A:今の仕事?結婚式のプランナーなんだけど、華やかな結婚式の裏で走り回っている、地味だけど大変な仕事だよ。
B:え~。でも一生に一度の大切な結婚式を最高の舞台にするためにがんばってるんでしょ。すごい仕事じゃない!まさに「縁の下の力持ち」だね!
A:そんな風に言ってくれると嬉しいな。仕事のやりがいがあるよ。

「縁の下」は、昔の日本の一軒家の床下の部分、そして「力持ち」は文字通り、力を持っている人のことです。「家の床下で家全体を支える」、つまり、人の見えないところで全体を支えてくれている人、または仕事そのものを意味します。会社でも、社会でもなくてはならない存在ですね。

例えば、上記の例以外にも、ミュージカルの舞台で裏方として働く人達、F1レースでレーサーを支えるスタッフなど、華やかな表舞台の裏で努力している人はたくさんいます。見回してみると、むしろ表舞台に立つ人の方が少数で、大半の人が陰で支える存在だと言えないでしょうか。
嬉しいことに、日本の社会では、陰で支える人たちもしっかりと評価されるのです。人の褒め言葉として、自分のアピールとしてこのように使います。

褒め言葉
「今回のプロジェクトの成功はリーダーの山田さんの活躍は言うまでもありませんが、『縁の下の力持ち』で全体を支えてくれた吉岡さんの存在も忘れてはならないね。」

自分のアピール(就職の面接で)
「大学時代はアイスホッケーチームのマネージャーをしていました。『縁の下の力持ち』として選手の体調管理やスケジュールの管理を担当し、3度の全国大会優勝を陰で支えました。」

ほかの人のことについて話すとき、根底にあるのはその人への「感謝」の気持ちです。「ありがとう、感謝している」という言葉を添えるのを忘れないようにしましょう。皆さんの周りに「縁の下の力持ち」はいませんか?機会があれば、この言葉とともに感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

Coto Language Academy 講師

田中久美

今回の著者田中久美先生は、ビジネス日本語コース、JLPTのN1クラス、インテンシブコースを担当されている中上級学習者に大人気の先生です。今はベトナム語の勉強にはまっています!

Coto Langauge Academy コト・ランゲージ・アカデミーは、東京および近県に住む海外の方向けに生活のための日本語レッスンを提供している日本語学校です。日本語プライベートレッスン、週1~2回の日本語グループレッスン、週5日の日本語インテンシブコースがあります。ご興味のある方はぜひお問い合わせください。